派閥争いは程々に!内部分裂の隙を突かれたら一巻の終わり
何人かの人が集まると、必ず派閥とかグループが生まれます。時としてそれが内部分裂を起こす元凶となり、外部からの侵攻に耐えられなくなることもあります。曹操のライバル袁紹の一族はまさにその典型で滅んでいます。
何人かの人が集まると、必ず派閥とかグループが生まれます。時としてそれが内部分裂を起こす元凶となり、外部からの侵攻に耐えられなくなることもあります。曹操のライバル袁紹の一族はまさにその典型で滅んでいます。
実家の稼業でも会社のプロジェクトでも、軌道にのっているときにバトンを受け継いだら何に気を払うべきでしょうか。呉の孫権は父と兄が築いた江東の領土を守ることに専念して、三国のうち最後まで生き残った国づくりに力を注いでいます。
プライドが高くなると、傲慢な振る舞いで心象を損ねたり、部下に愛想を尽かされたりしてしまうことにもなりかねません。傲慢な振る舞いで外交に失敗した関羽と部下に厳し過ぎて寝首をかかれた張飛も、プライドの高さが災いした豪傑です。
勤めている会社に将来性を感じなかったり、仕事自体が適職でなかったりと感じたときは、新天地を求めて職探しをするのも一つの生き方です。ただし、今の仕事にもベストを尽くして信頼を失わないようにもしたいものです。蜀名将となった趙雲もそんな転職組の一人です。