上司の方針に納得がいかないとき、どこで折り合いをつけるかが自分のその後に影響することがあります。あまり剛直すぎると、耳障りなヤツと疎んじられる危険性も。曹操に仕えた荀彧と、袁紹に仕えた田豊は、上司との意見対立で身を滅ぼした代表例です。

老後に備えて貯金や節約をすることが当たり前の現代日本。しかし、使うべきときには一時出費も覚悟しなければいけません。それが友人や知人からの無心だったとき、相手の性格やお金に対するクリーンさ(貸したらきちんと返してくれる)も考えて、適切に対応したいところです。

部下をよく統率し、業績も挙げられる有能な人物であっても、周囲への気配りや上司との対立で自分と周りとの間に大きな考え方の差が生まれることもあります。自分を誇示しすぎると、周りは当たらず触らずで離れて行くことも把握していなければいけません。